とり子の楽観主義

オプティミストを目指すとり子の雑記ブログ。

タイムトラベルものを比較して類似点を探すのは不毛だと思う

タイムトラベル作品は似通ってしまう

今回は完全に雑記です。

昨日遅ればせながら、気になっていたアニメ『シュタインズ・ゲート』を夫と1日かけて観てしまいました。(劇場版やゼロは未見です。)

気づいたら、1日がほぼ終わっていたのです。

タイムリープしたのかと思いました。

 

今回は、『シュタインズ・ゲート』を観たのをきっかけに、タイムトラベルものの作品について思うことを気ままに書きたいと思います。

※時空を超える物語で使われる言葉にはタイムリープ、タイムスリップと様々な言い方があり、それぞれ微妙に異なりますが、この記事では便宜上「タイムトラベル」と呼びます。

 

タイムトラベルものはどうしても似通ってしまう?

タイムトラベル

『シュタインズ・ゲート』を観て似ていてると思った作品

 

『シュタインズ・ゲート』、とても面白かったです。

久しぶりにアニメを最後までぶっ通しで見ましたが、設定が凝っていてドラマもあり、タイムトラベルものの醍醐味が活かされていますね。

そして実に(日本の現代の)アニメっぽい(←いろんな意味で)。

ストーリーを知らない人のために簡単に説明すると、主人公が未来の出来事を変えるためにタイムリープを繰り返して奮闘するお話です。

 

で、このアニメを観ながら思っていたのが、「あの作品やあの作品、あっ、あの作品とも似てる」ということ。

 

具体的には、まず映画『バタフライ・エフェクト』

 

何度過去を変えても大事な人の死を避けられず、主人公が葛藤するところが似ていますね。

『シュタインズ・ゲート』を観ていた時、『バタフライ・エフェクト』の終わり方だったらどうしよう!とそわそわしていました。

始めて観た時に大きな衝撃を受けた映画です。

SF好きで未見の方は是非。

 

次に似ていると思ったのは、アニメ『ひぐらしのなく頃に』

 

アニメで、主人公がかわいい女の子たちに囲まれていて、ある期間を繰り返してしまい、いろんな種類のバッドエンドがある。

どちらもゲームが原作とのことで、プレーヤーの選択により結末が変わるゲームで、トゥルーエンドを目指すまでの過程をアニメにするとこんな感じになるのだろうなという印象を受けました。

 

あと思いついたのは、タイムトラベルとは少し違いますが、恩田陸さんの小説『ライオンハート』

 

ある男女が、時代を越え、国を変え、様々なシチュエーションで何度も何度も出会い、そしてどの時代でも結ばれることはない、というファンタジーなラブストーリーです。

 

『ライオンハート』はともかく、私が思いつくぐらいですから、『バタフライ・エフェクト』や『ひぐらしのなく頃に』は、ネットを見ると『シュタインズ・ゲート』がパクリだと言う人もいるくらい類似点を指摘されていたようですね。

 

ですがそんなことを言ったら、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は?『タイムマシン』は?『きみの名は』は?と、いろんなタイムトラベルものが頭に浮かんできました。

個人的にはタイムトラベルもので類似点を探して似てるとか似てないのか考えるのって不毛だと思うんですよね。

ついさっき自分でやっといて何ですが(笑)

 

タイムトラベルには「永遠のテーマ」がある

タイムトラベルものはどうしても似通ってしまうきらいがあると思います。

このジャンルの根源が、誰もが一度は思ったことがある「あの時、他の選択をしていたら」という後悔の概念にあるからです。

 

不可逆のシンボルのような「時間」に抗うということは、突き詰めれば「死」に抗うということになります。

なので、タイムトラベルものの物語で、「大切な人の死を避けるために過去を変えようとする」という展開はありがちです。

 

それに付随してストーリーに組み込まれるのが「運命を変えることはできないのか?」という葛藤のテーマです。

いくら過去を変えても、手を変え品を変え、避けたい事象が様々な形で繰り返されてしまうという悲劇が主人公を襲う展開になるのは、タイムトラベルものの必然の流れのように思います。

 

タイムトラベルものの楽しみ方

タイムトラベルする車

というわけで、タイムトラベルをテーマにした作品が似通ってしまうのはある意味仕方がないように思います。

そこで、個人的にタイムトラベルものを観て楽しむ上で注目しているポイントを挙げたいと思います。

 

何を使ってタイムトラベルするのか?

タイムトラベルものの、スーパーワクワクポイントってここじゃないでしょうか?

何を使ってタイムトラベルするかで、その作品の個性が出ると思います。

SFですし、私はタイムトラベルの理論自体はあまり気になりません。

ですが、タイムトラベルものを観るときは、いつも何が「タイムマシン」になるのかを楽しみにしています。

 

例えば、『シュタインズ・ゲート』では「電話レンジ」。(タイムマシンも出てくるけど...)

身近にある電子レンジを使うところ、ユニークで面白いなと思いました。

 

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』では、お馴染みの車型タイムマシン「デロリアン」。

あんなかっこいい車で時空を超えるなんて、少年少女の心は一気に持って行かれてしまいます。

 

先ほど挙げた『バタフライ・エフェクト』では、日記がタイムマシン代わりです。

記憶とタイムトラベルの関係の繋がりとして分かりやすいですね。

 

タイム・パラドックスをどう説明するのか?

タイム・パラドックスの例でよく挙げられるのは、下記のような「親殺しのパラドックス」です。

自分が生まれる前にタイムトラベルして、自分の親を殺害したとする。

そうすると、未来では親が存在しないので当然自分も生まれなくなる。

すると、殺害を行った自分はそもそも存在しないことになる(もしくは、その時点で存在がなくなってしまう)という矛盾が発生する。

これをどう解釈するかは作り手に任せられています。

どのようにタイム・パラドックスを説明するか、もっと平たく言えば、過去を変えた後、それがどのように未来に影響すると描くかが、タイムトラベルものの個性が出るところだと思います。

 

結構トンデモ展開ですが、この点は映画『タイムマシン』の結論がシンプルだけど深いです。

 

時間の概念で言うと、最近観たものの中では映画『メッセージ』が面白かったです。

 

女子高生とタイムスリップという題材からはそろそろ離れないといけない?

女子高生

gendai.ismedia.jp

パルムドールを受賞したことで話題の映画『万引き家族』の監督、是枝裕和氏のインタビューに「女子高生とタイムスリップという題材からはそろそろ離れないといけないのではないか、と思います」という言葉がありました。

 

これは大ヒット映画『きみの名は』についてのコメントですが、裏を返せば、それだけタイムトラベル(タイムスリップ)のテーマが人を惹きつける「当たる要素」であるということですね。

タイムトラベル、ロマンがありますもんね。

不可能だと分かっているからこそ、フィクションで、エンタメで見てみたい。

 

タイムトラベルとは関係ないですが、「女子高生」については同感です。

なんでみんなそんなに女子高生が好きなんでしょうか?

可愛いのは分かりますが、まあ、これもロマンなのかもしれませんね...。

個人的には、普通のおじさんとかおばさんとかが主人公の、渋いタイムトラベルものを観てみたいのですが...需要ないか(笑)

 

終わりに

今回は、タイムトラベルものの作品について思うことを書きました。

1つ観てしまうと、今回書いたようなことをいつも考えてしまいます。

似通ってしまいがちなタイムトラベルものですが、これからも良作が現れることを期待しています。