とり子の楽観主義

オプティミストを目指すとり子の雑記ブログ。

【今を生きる】不安を克服するために知っておきたいこと【マインドフルネス】

今を生きる

近年、マインドフルネスという言葉が注目されるようになりました。

グーグル等の超大手企業でも従業員の自己啓発に取り入れられている概念で、全身で「今この瞬間を意識し、感じる」ことを指す言葉です。

 

具体的な方法としては、瞑想を行い、意識的にリラックスする時間を作り出す習慣と併せて取り上げられることが多いように思います。


しかし、この「今」に集中すべき、という考えは何も新しいものではありません。

今回は、昔から言われてきた「今を生きること」の重要性と、不安の正体について考えてみたいと思います。

 

 

紀元前1世紀から忠告されていた?「今を生きる」重要性

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Carpe diem (カルペ・ディエム)

カルペ・ディエムという言葉をご存知でしょうか。

聞きなれない語感ですがこれはラテン語で、紀元前1世紀に活躍した古代ローマの詩人であるホラティウスの詩に登場する言葉です。

その日の花を掴め」と訳され、明日が来るなんて保証はないんだから、「今日この日」「今この瞬間」を大切に楽しみなさい、という意味合いで使われています。

 

英語では「この日を掴め」という意味の「seize the day」と訳され、日本語タイトルがまさに『いまを生きる』のこの映画にも出てくる言葉です。

ロビン・ウィリアムズ、本当に良い役者さんでした。この作品、大好きです。

 

 紀元前1世紀、マインドフルネスブームの起こるずーーーーっと前、そんな昔から「今」に集中するよう忠告されていたんですね。

どの時代でも、ともすれば人間が未来や過去に意識を奪われがちなことが物語られているようです。

 

なぜ人は不安を覚えるのか

不安は、基本的には防衛本能です。

人間は頭が良いので、先のことを予想し、危険が自分の身に及ばないよう備えることができます。

でも、ただ予想するだけでは怠惰な人間は動かないので、この不安という独特の感情をもって、自分の身にふりかかる可能性のある危険を自分自身に知らせているんですね。

 

しかし、時が進み、社会が複雑化し、考えるべきこと、やるべきことが異常に増えた現代では、この不安アラートがひっきりなしに鳴ってしまいがちです。

不安と上手く付き合える人はいいんですが(そもそもあまり不安を感じない人もいる)、この鳴りやまない脳内アラートで悩まされている方も多いのではないかと思います。

 

不安を感じるとき、意識はどこに向いているか

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大抵の場合、不安を感じるときは未来に起こり得るできごとに関して、過去の経験等を材料に「こうなったらどうしよう」と感じるわけです。

 

今その危険が起こっているわけではないのに、起こるかも分からない未来に意識が向いてしまっているということになります。

また、過去に痛い目にあったり、不快な気分になった経験があったとすると、「あのときこんな失敗をしたから」「昔から私はそうだった」等、同時に意識が過去に向いているとも言えるかもしれませんね。

 

しかし、ホラティウスの詞にあるように、「明日が来ることはあてにできない」、言い換えれば「不安に思っていることが起きる保証はない」のです。

不安の9割は実際には起こらない、なんてことも言われています。

 

不安を原動力にした努力はあなたを消耗させる

私は昔から心配性で、不安を強く感じやすいタイプでした。


上手くできないことが恐怖なので、色々な「起こったらこわいこと」を考え、念には念を入れて準備します。

そのため、結果的には周りからの評価は悪くなく、「しっかりしている」「真面目」「仕事が速い」等言われることが多々ありました。

 

でも力の抜き方が分からなかったので、常に多くのことに不安を感じ、1つのことが上手くいっても「次は失敗する」のではと、糸がピーンと張ったように緊張していることが多かったです。

そんなの疲れないわけないですよね(笑)

 

当時は、問題解決のための具体的な行動こそが不安を無くしてくれると思っていました(もちろん、今でもそれは一理あると思っています)。

ですが、精神的に疲弊したことで、もっと根本的に考え方を変える必要があるなと感じるようになりました。

 

そのヒントになったのが、「今を生きる」ということなんです。

 

カルペ・ディエムやマインドフルネスが教えてくれること

当たり前ですが、私たちは「今」しか生きられません。


不安を100%無くすことはできません。

不安は、もともと人間に備わっているものだからです。


でも、今は何も起こっていないのに、その大切な「今」を不安に奪われてしまってはもったいないですよね。

だから、意識して「今」に目を向ける必要があるんです。

 

これは ― 普段から不安に駆られやすい人にとっては特に ― 簡単なことではなく、習慣化できるようになるまで繰り返し辛抱強く取り組む必要があります。

そのために、マインドフルネスで提唱されている瞑想でも良いですし、運動でも良いし、取り組みやすいもので良いので、「今」を感じ注目するための行動を取ることが大切です。

 

終わりに

今回は、自分なりに「今を生きる」重要性と、不安の正体について考えて書きました。

考え方はすぐには変わらないけれども、少しずつなら変わっていきます。

変化について書いた記事はこちら↓

www.torikooptimism.com

今ここにある大切なものを見落とさないように、丁寧に時間を使っていきたいものですね。