とり子の楽観主義

オプティミストを目指すとり子の雑記ブログ。

『どこでも誰とでも働ける』に学ぶ、ギブする(与える)ことの重要性【感想】

ギブできていますか?

『どこでも誰とでも働ける―12の会社で学んだ“これから"の仕事と転職のルール』という本を読みました。

 

著者の尾原和啓氏は、Google、マッキンゼー、リクルート等の超有名企業を含む職場を渡り歩いてきた超人のような方です。

転職した回数はなんと12回だとか。

 

今回は本書を読んで印象に残った「ギブする(与える)こと」ついて書きたいと思います。

 

 

新しい環境に馴染む秘訣は惜しみなくギブすること 

新しい環境に馴染むコツ

『どこでも誰とでも働ける』基本情報

 

本書は12回以上の職場に順応してきた著者の経験を基に書かれています。

どんな環境でも、どんな人とでもスムーズに働くために意識すべき、コミュニケーション術や仕事術等が盛りだくさんに詰め込まれています。

 

自分からギブすることが環境に順応するための大前提

そんな本書の冒頭に書かれているのが、ギブすることです。

著者はギブの重要性について、次のように述べています。

ぼくは、「ギブ&テイク」ではなく、さらに一歩進めて、「ギブギブギブギブギブ&ギブ」でちょうどいいと思っています。

見返りを求めることなく、自分のもっているスキルを惜しげもなく提供することで、新しい経験を仕入れることができるからです。

...(中略)...

自分からギブすることは、いつの時代も最強の戦略であり続けるでしょう。

尾原和啓著『どこでも誰とでも働ける―12の会社で学んだ“これから"の仕事と転職のルール』から抜粋

 

また尾原氏は、新しい職場に馴染むためにもギブすることが有効だと述べています。

ひたすら相手のためになることをギブし続けること。

これさえできれば、本当に「どこでも誰とでも」働けます。

 尾原和啓著『どこでも誰とでも働ける―12の会社で学んだ“これから"の仕事と転職のルール』から抜粋

 

何度も転職し、新しい環境に順応してきた著者が言うのですから、非常に説得力があります。

思えば、自分が転職したばかりのときは環境に慣れるのに必死で、仕事はこなしていたものの自分からギブすることまで頭が回りませんでした。

 

正直なところ、「余裕が無い状況でギブなんてできない」と思ってしまいますが、自分には何ができるかを提示し、人のためになることをすることが結果的には自分のためになるのでしょうね。

受け身になっていては、早く環境に慣れるためにも、自分の成長のためにもならないということです。

 

生産性の高い人はギブを意識して行っている

ギブするということは、生産性が高く成果を出している人がよく言及しているように思います。

 

例えば、堀江貴文氏の著書『本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 』でも、「大事なのは"Give, Give,Give"」とあり、以下のように書かれています。

相手に尽くせば尽くすほど、それは自分にも帰ってくる。

もっとも、見返りを期待して、それが得られないからといって怒るの変な話だが。

昔からいわれている「情けは人のためならず」は、たんなるきれいごとではなく、真実なのだ。

堀江貴文著『本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方』より抜粋

 

また、心理学者のアダム・グラント氏の著書『GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代』でも、他者に惜しみなく価値を提供する「ギバー」でいることこそが成功を掴む鍵だと書かれています。

 

以前ブログの記事に求められるものについて書きましたが、これもギブの思考と繋がりますね。

www.torikooptimism.com

 

感想:簡単そうで意外と難しい「ギブ」

このように、多くの書籍でギブすることの重要性について触れられているわけですが、これって実践するのは意外と難しいですよね。

 

見返りを求めないとは言っても、相手から思ったような反応が得られないとちょっと残念に思ってしまいそうです。

ですが、こう考えてしまうのはまだまだ「ギブ&テイク」の考えに縛られているということなのでしょう。

 

「ギブ&テイク」は1対1の関係(利益の交換)というイメージですが、『どこでも誰とでも働ける』や他の書籍でも推奨されている「ギブ」はあらゆる方向に向けられるもので、思わぬところで自分もギブされる(得るものがある)という風に理解しています。

 

また、『どこでも誰とでも働ける』を読んでいて感じたのは、ギブし続けることを実践するためには、まず自分に何が提供できるかを自分で把握しておく必要があるということです。

自分の価値を把握して提示するためには、自分の強みや得意なことは何なのか、自己分析がしっかりできていることが前提となります。

いわゆる成功者たちが口を揃えて言及する「ギブ」とは、何でもかんでも相手にやってあげるということではないはずです。

 

終わりに

今回は、「ギブする(与える)こと」について書きました。

『どこでも誰とでも働ける』には、ギブすること以外にも、刻々と変化する時代に適応するための多くのヒント書かれています。

転職を考えている方は特に、読んでみて損はないと思いますよ!